太陽光発電システムに興味はあるけれど、いきなり業者さんを呼ぶのは気が引ける。
自分のお家に太陽光パネルを設置することが出来るのか?
これを自分である程度、知ることはできないだろうか?
そんな方に向けて知識をお伝えできたらと思います。
これを読むことで、いざ数々の設置業者から見積りをもらっても安心材料の1つとしてお役立ち頂けるでしょう。
積載できるかどうか?築年数20年が分かれ目
太陽光パネルは設置してから20年~30年は発電可能な長期でお付き合いしていくものです。
既存の戸建て住宅に設置できるか?というよりも家そのものの寿命が持つかどうか?が
設置できる判断の分かれ目となります。20年を超えているようであれば、やはりプロの設置業者による判断にお任せする必要があります。
設置業者に渡すと見積りが早くなる資料
いざ設置業者に渡しておくと、スピーディーかつ喜ばれる資料が以下の通りです。
・立面図、平面図
・小屋伏せ図
・矩計図
※矩計図とは、建物の縦断面を表した図面で、屋根の傾斜角度や高さ、下地の構造などの詳細を知ることができます。
この資料を見て、実際にパネルが載るかどうか?調査に来たプロでも判断が難しいところ。一度もちかえって、パネルメーカーがデータと照らし合わせてシュミレーションしたうえで、設計することができます。
太陽光発電を導入する前に自分で見れること
次に説明することを、あらかじめ自分でおさえておくことで、いざ設置業者を呼んだときに、スムーズな相談ができるかと思います。
屋根の形状が、パネルの設置スペースを確保しているか?
太陽光発電の発電量は、パネルの設置面積が多いほど大きくなります。
屋根の形状、角度によって載せられるパネルの枚数が変わってきます。
太陽光パネルの発電効率は日当たりのよい南面が最も高く、100%とすると、
東・西面にパネルを設置した時85%とされています。
また、日中を通して屋根に陽影をつくってしまうと発電効率はグンと下がってしまうので、
遮蔽物やビルが無いか?確認しておくことも重要です。
屋根の材質の確認
屋根には大きく分けて、スレート屋根、ガルバリウム鋼板、瓦屋根があります。
これらの屋根ごとに、工事の日数、施工方法、見積りが変わってきますので、予め自分の家の屋根の材質はなにか?把握しておくとよいでしょう。
屋根に穴を開けることが無く設置できる事例が多い材質がガルバリウム鋼板。
工事に手間と日数がかかりがちな事例が多いため工事費が重みがちなのが瓦屋根。
となります。
分電盤の確認
太陽光発電システムを設置する際、分電盤を工事します。
1Fか2Fか?によって配線ルートが大きく変わってきますので、設置業者にお見積りを依頼する際に、家の平面図のどこに分電盤があるのか?伝えておくとよいでしょう。
また、必ず設置業者が点検をしたり作業をするので、
まわりを整理整頓をしておくとよいでしょう。
近隣住民の理解
太陽光パネルを設置する際、職人さんが屋根にのぼるための足場を設置することが多いです。
そのため、家がお隣さんと近い場合、予めコミュニケーションをとっておくと、
クレームやトラブルを限りなく防止できます。
補助金や助成金について調べる
各都道府県、市町村によっては独自の補助金制度が設けられています。
埼玉県では蓄電池設置に対して10万円の補助金が今も活用できます。(令和6年9月28日 現在)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0503/hojyokin2.html
市町村が独自に実施している制度もありますので、予めチェックしておくと良いでしょう。
ただし、FIT(固定買取制度)と併用することが出来ないことが多いので注意が必要です。
結局は業者を呼ばないとわからない?
パネルが何枚載るか?おおよその金額を知りたい。
そのためには業者を呼ばないといけないのか?
さいたま市の「めいこうでんき」では「平面図、立面図、矩計図、小屋伏せ図、電力会社の契約プラン」を共有して頂ければ、メールでもお見積り可能です。
いきなり業者を呼びよせるのは不安。契約をしつこく迫られないだろうか?という心配を持つお客様からも重宝されています。
詳しくは以下のページよりお問合せください。