太陽光発電システム導入に興味は持っているけれども、
設置したことで、いまの電気代をどれくらい削減できるのかどうか?
おおまかに教えてほしい。
そんな方に向けて具体例をあげてお伝えしていきます。
太陽光パネルを5KWを載せた事例
屋根の形状、パネルの枚数、立地状況によって事例はさまざまですが、
さいたま市でよく見積りの問い合わせを頂く際に、最も平均的な積載量「5kw」を事例に
詳細の計算方法をお見せして、わかりやすく解説していきます。
太陽光発電システムの年間発電量の見積もり
日本の平均的な年間発電量は、1kWあたり約1,200kWhです。
これが5kwだと
1,200kWh×5kw=6,000kWh
年間に6,000kWh発電できることになります。
売電収入の計算(買取価格:16円)
売電収入は、発電した電力のうち、家庭で使用しない余剰電力を電力会社に売ることで得られます。
そして売電収入を決めている2024年の固定価格買取制度(FIT)の買取価格は1kwあたり16円です。
仮に年間発電量の70%を売電すると仮定した場合
(※残りの30%は家で消費すると仮定します)
年間売電量:6,000kWh × 70% = 4,200kWh
年間売電収入:4,200kWh × 16円 = 67,200円
67,200円が、売電によって得られる年間の収益となります。
電気代の節約効果の計算(自家消費分)
太陽光発電でつくった電気の30%をお家で使う電気が1800kwと仮定し、
(※年間売電量:6,000kWh ×30% = 1,800kWh)
電力会社から買っている電気を1kwあたり31円(全国平均の電気料金)とすると
1,800kWh × 31円(1kWhあたりの電力料金) = 55,800円
本来購入する1,800kWhの年間の電気料金は、太陽光発電によっては55,800円節約できることになります。
売電「67,200円」と電気代節約料金「55,800円」を合わせると123,000円
123,000円が 総収益(売電収入 + 電気代節約)となる訳です。
実質的な年間電気代の計算
ここまで計算ばかりでわかりづらかったと思いますが、
いよいよ本来かかっていただ電気代から太陽光発電システムで得られた総収益を引いてみます。
家族4人暮らしの一戸建て(オール電化)の場合、
平均的な電気使用量がが5,500kWhといわれています。
1kWhあたり31円の電気料金にあてはめると
5,500kWh × 31円 = 170,500円
年間170,500円が本来かかる電気料金です。
つまり
実質的な年間電気代:170,500円 – 123,000円 = 68,000円
68,000円が、太陽光発電システム導入後もお支払いする電気料金ですが、
本来170,500円かかるところ68,000円になると、電気代が約 60.1%削減されることになります。
太陽光発電システム導入の際に、初期コスト200万円かかるとしたら、
年間123,000円の収益のため、約16年で回収できる計算になります。
電気代を実質0円に近づけるために
今回、わかりやすく説明するために、ざっくりとした事例をお伝えしましたが
・お得な電気料金プランへの加入
・高効率な電化製品と設備による電気代削減
・パネルの積載量を増やして売電量と自家消費量をあげる。
異常のことをすることで、よりいっそうの電気代節約を見込むことができるでしょう。
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