・「エコキュート」って、正直なところどうなの?
・太陽光発電システムと組み合わせる「おひさまエコキュート」も検討する価値はあるだろうか?
ここ最近、国が補助金を活発的に押し出している「エコキュート」について
プロの太陽光設置屋が深堀りして解説していきます。
エコキュートと、ガス給湯とどっちがいい?
「エコキュートのほうがガス給湯器よりもランニングコストが安い!」とうたうメーカーが多いなかで、
正直どうなの?といわれると、エコキュートの導入費用と使い方、家族が何人いるのか?
そういった条件を吟味しなければならないので、一概にどちらがお得!ということがいえないのが現状です。
ただし、太陽光発電システムを導入しているのなら、エコキュートの方がランニングコストで最安になりますので、弊社としてもおすすめするところが結論になります。
エコキュートを選択するときの注意
すこし話がそれるかもしれませんが、太陽光発電システムを導入したとして、
エコキュートを選ぶ際に、以下の点に注意して頂ければ間違うことはないでしょう。
パワフル高圧「300kPa」のものを選びましょう
エコキュートのデメリットとして、ガス給湯器タイプのものと比べると、シャワーヘッドから供給されるお湯が通常のものですと弱いことがあげられます。
設備の仕組上、そうなってしまうため「パワフル高圧」と呼ばれるものを選択するとガス給湯器のものと変わらない水圧でストレスなく利用することができます。
また、メーカーによっては違う呼び方をしまうため、お湯の供給水圧が300kPa(キロパスカル)のものであれば間違えることは無いでしょう。
容量とタイプについて
エコキュートはさまざま仕様があるため以下の条件であればストレスの無い設備を選択できるでしょう。
「フルオート(追い炊き、自動洗浄)」のもの
※今どきお湯を温めてくれる追い炊き機能がついてないものを誤って選択することは少ないでしょうが、
さらに経年数とともに配管が汚れてしまうのを防ぐ自動洗浄つきのものがよいでしょう。
容量は
4人家族程度なら370Lのもので充分
6人以上になるのなら460Lのもの
これは、メーカーが教えてくれることですね。
太陽光パネルを導入した人のみ設置できる「おひさまエコキュート」
エコキュート本来の目的は、
「電気代の安い深夜に電気を使ってお湯を沸かして入浴の時間まで貯めておく」
というコンセプトのもと押し出されていた商品でした。
しかし近年の電力料金高騰と、FIT(太陽光パネルでつくった電気を売る)ことの売電価格の低下、
および10年で売電価格が半額になってしまう(卒FIT)に着目して
太陽光でつくった電気を売るより、なるべく自分の家で使った方がいい。
そのために、本来ガスで作っていたお湯を電気で作ってしまおう。
というコンセプトがうちだされてきました。
おひさまエコキュートと従来のエコキュートの違い
従来のエコキュートもまた、メーカーのアップデートによって
本来、夜間に電気を使ってお湯を沸かすところを、
太陽光が発電している昼間に機能するようになってきました。
よくメーカーがだしている図の通り、本来売電にまわっていた電気をエコキュートに使って使っていこうというものです。
ただし、従来のエコキュートでは、太陽光で作った電気をエコキュートにまわす際、
50%以下の電気しか、どのメーカーも仕様上つかうことができません。
そこで、100%近く(厳密には80%程度)まで、エコキュートに電気をまわせる
「おひさまエコキュート」が登場しました。
お値段は従来のエコキュートの5~10万円程度。
正直なところ、従来のエコキュートよりもランニングコストがよいか?
といわれますと
差額の5~10万円程度を回収するくらい。プライマイゼロの印象です。
蓄電池を検討しているならエコキュートが先
もし太陽光を既に設置されているお客様に勧めるなら、
蓄電池よりもエコキュートをお勧めしております。
蓄電池は、現状値段が一番ピークであり、今後下落していくと考えられ、
設置時期と条件にもよりますが、以下の記事でも解説している通り、回収が現状難しい設備になります。
そのため、太陽光パネルをより活用していくために、エコキュートへの投資が確実な運用になりますのでお勧めしております。
また、さいたま市の太陽光こと「めいこう電気」では、
本来設置が難しい狭小住宅のスペースにも薄型のものを提案し、
親切丁寧な工事とお付き合いを駆使しています。
「さいたま市から車で60分程度」かつ「個人のお客様」であれば
現地調査は無料ですので、お気軽にご相談どうぞ
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【さいたま市緑区の太陽光 めいこうでんき】
エコキュートから業務用エアコンが出来る電気屋
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